こんにちは、とりくちです。
今回はバンダイの美少女プラモデル「30MINUTES SISTERS」(以下30MS)より「リシェッタ」の素組みレビューをしていきます。
こちらのシリーズは初めて組みました。
「コトブキヤ」の「メガミデバイス」等と比べての違いを織り交ぜながらレビューしていきます。
コトブキヤのメガミデバイス「兼志谷シタラ」「朱羅 蒼衣 忍者、弓兵」はリンクを。
もくじ
- 組んでみた感想
- 可動範囲
- メガミデバイスと並べてみて
- さいごに
組んでみた感想
まず最初に各部位ごとにランナーを切り分け、まとめる作業がありました。
こうすることで部位ごとにパーツがまとまっているのでパーツ番号を探すのが非常にラクでした。
説明書にも各部位の製作が終わると「このパーツは全て使いました」表記もあります。
これによりヌケモレが抑えられるので初心者の方にも非常に優しいものになっています。
また各パーツのゲートも小さく切り出し後のゲート跡が目立ちにくい印象を受けました。
これもまたゲート処理も少なくなるので初心者には優しい設計になっていると感じる部分でしたね。
総じて非常に作りやすくシンプルな構成だったこともあり、メガミデバイス等と比べるとかなり早く製作完了することができました。
30MINUTES(30分)では自分は出来ませんでしたがサクサク組めたのが印象的でした。
はめあい部分の絶妙な寸法が取られており、ヌルヌル入るのにしっかり固定されます。
技術力の高さに驚かされましたね!
苦労するところも少なかったので愛着が湧くのかが疑問になりましたね・・・
しかし、このキットはいい意味での未完成品。
ここからカスタムしていくのがスタートなのかな、と解釈しました。
可動範囲
頭部
頭部とはボールジョイント、胸部とは円筒とそれを輪っか状で固定するタイプ。
可動範囲はメガミデバイスのそれと構造が一緒でしたので髪型に依存していきます。
秀逸部分と思ったのが左右のモミアゲ部のヘアパーツでしたね。
ボールジョイントで固定されているのでフェイスパーツを交換する際に動かすことでパーツを取り外す必要がありません。
イチイチ取り外すのは手間だったりします。
こういった配慮だけでもフェイスパーツを差し替える機会の多い方には嬉しいところです。
肩部
胴体内部に可動パーツがあり多少引き出すことは可能です。
ただし、思った以上には動かないな、てのが第一印象でしたね。
胸部
背筋や伸ばす、猫背になるくらいの表現ができる程度です。
上の画像はのけ反って自立する限界くらいの画像です。
いじっていた感覚としてはメガミデバイス製品と同等レベルですね。
ただし、背中部部分に3mm穴が1箇所用意されています。
これにより背中へのマウントができるようになり、メガミデバイスにはないポイントでした。
腰部
こちらも可動範囲などはメガミデバイス製品と同等レベルです。
下に書いていることについても30MSが個人的には1枚上手をいっている部分があります。
下腹部のパーツ割り線がメガミデバイス製品にはついてしまっています。
今回30MSを組んでその割り線が出てこなかったので、結構スッキリした下腹部周りになっている印象です。
30MSの方が後発なのでその辺りは他社研究をした結果なのかもしれません。
脚部
30MSの方で良いな、と感じたのはヒザ関節のパーツ構成でした。
3mm棒が膝関節の上下についており、太ももとふくらはぎは穴構造になっています。
これにより、差し替えが可能になっています。
合わせ目消しをした後にも差し替えができるのでここでも拡張性があるのがうかがえました。
メガミデバイスと並べてみて
メガミデバイスの朱羅弓兵と並べてみました。
ポージングが画角の影響が多少出ているかもしれません。
少しばかりリシェッタの方が身長が低い傾向でしたね。
大きく差があるわけではないので、武装の流用などは少しの加工で取付できそうです。
30MS、30MMでは拡張パーツが多数出ているので見繕って今後改造していこうと思います。
さいごに
以上、30MSよりリシェッタの素組みレビューになります。
総じて拡張性が高く組みやすいキットだったなというのが感想です。
フェイスパーツや表情についてはコトブキヤ製品の方が一日の長がある、という方もいらっしゃると思います。
個人的にはどちらも非常にクオリティが高く、好みの問題程度かな。と感じています。
今回のリシェッタも素組みだけで終わらず、何か改造をしていこうと考えています。
旧作が多くなってしまっているが、今後もレビューを記事にしていきます。
読んで頂いた方に少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、また!
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