プラモデル 趣味

【作り方あり】Hアイズ化して美少女プラモから常に視線をいただこう!

2023-08-20

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とりくち

こんにちは、とりくちです。

先日製作したシタラの改造の一つとして瞳をHアイズ化して追視効果を得ようと思います。

前回説明したHアイズ化とはまた別、今回は正統派Hアイズ化の製作方法になります。

前回はHアイズ部分の説明にとどまっていましたが、今回はフェイスパーツの加工方法についても記載しました。

※メガミデバイスでの製作方法のため、30msでは異なります。ご注意ください。

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この記事を読んでわかること

  • 美少女プラモデル(メガミデバイス)のフェイスパーツの加工方法
  • Hアイズを使用した瞳パーツの製作方法

もくじ

  • 追視とは
  • 結論
  • 用意するもの
  • 作り方 フェイスパーツ編
  • 作り方 Hアイズ編
  • 作り方 組立て編
  • さいごに
  • 使用工具類のリンク

追視とは

「追視」とは動いているものを目を追うことを言います。

ここでの追視効果とは美少女プラモから常に視線が自分を向くようにレンズ効果を利用したものになります。

これによってどの向きでも視線を感じるようなります

ただし、デメリットして視線を外したような撮影ができなくなるといったことも存在します。

結論

正面からの見た時
ナナメから見た時

全部で3回Hアイズ化してきましたが今回も自身としてはまあまあの製作ができました。

フェイスパーツ加工におけるポイントはただ1つ!

それは一気に削らない

これに尽きます。

正面、裏面と少しずつ調整するように削ることで失敗は減らすことができます。

根気のいる作業になりますが顔部分なので多少なりとも時間をかけた方がより綺麗に仕上がります

とりくち

出来上がった後の満足度も比例します

用意するもの

ここでは用意するもの、工具類の説明をします。

用意するもの

  • フェイスパーツ
  • 瞳の水転写デカール
  • Hアイズ
  • 透明接着剤
  • プラ板(白色)
  • ひっつき虫

必要な工具類

  • デザインナイフ
  • ルーター(リューター?)
  • ルーター用ビット(砲弾型、球型)
  • ピンバイス(1mm以下が良いかと)
  • ニッパ
  • やすり
  • ピンセット

以上のものや工具を駆使して製作していきます。

ものや工具類が足らない方は下記にリンクを作っておきましたので参考ください。

作りかた フェイスパーツ編

フェイスパーツ完成のイメージ図

ここからようやくフェイスパーツの加工方法について順を追って説明していきます。

難しいところは少ないですが、丁寧にやっていくところは多いです。

本記事では正面を向いているフェイスパーツを使用して加工していきます。

余白として残る白目部分が左右均等になっているので削り取る境界がわかりやすいのが理由です。

正面から瞳中心をピンバイスで穴を開ける

まずは瞳の真ん中を射抜くように穴を開けます。

一番最初から勇気のいる作業になります。

中心を射抜くのに自信がない方は径の小さいものでまずは、やってみるのが良いです。

まだ余裕がありそうであれば、径を大きくして穴を大きくします。

裏面の凸部2箇所をニッパで切除する

裏面側にある凸部2箇所を切り取ります。

凹部1箇所でフェイスパーツは保持できますし、この後のHアイズをフェイスパーツに載せる際に邪魔になります。

このタイミングではざっくりとした切り取りで問題ありません。

裏面をリューターで削る

裏面を「01」で開けた穴を中心にリューターで削っていきます。

イメージを上に断面状にして図解化してみました。

裏面の開けた穴を中心に半球上に削るようにするとHアイズに組み込んだ際にガタが収まる方向です。

厚みは中心側が薄い方がより自然な感じになります。

ただし、やり過ぎには注意です!

最初は球型のリュータービットを使って大まかに全体を削ります

おおよそ半球上の形を描くようになったら砲弾型のビットを使って形を整えます。

とりくち

砲弾型ビットはリューターにセットせず、手動でクルクル回しながら整えていきました。

白目の輪郭に沿って穴を拡大する

黒目のみを削った写真

「01」で開けた穴を白目の輪郭に沿うように少しずつデザインナイフで拡大していきます。

その際に「03」で裏面を削っておくと穴中心の厚みが薄くなっているので少しの力でも穴を大きくすることができます

表面側、裏面側の片方だけを一気にやらず両方を少しずつ削っていくのが重要です。

表面、裏面の加工を何度か繰り返していくと下の画像のようになります。

フェイスパーツ正面の写真
フェイスパーツ裏面の写真

やすりがけをする

デザインナイフやリューターで削った後は多少なりとも削った後が残ります

紙やすりなどを駆使して削った境界面をならしたらフェイスパーツ側は完成です。

フェイスパーツに対して下からのぞいた画像貼っておきます。

樹脂の厚みが上まぶたあたりに残っているのがわかると思います。

ここをどこまで薄くしていくかが個々人のこだわり部分になっていきます。

フェイスパーツを下からのぞいた時のもの

その際は「03」「04」を繰り返していきます。

作りかた Hアイズ編

ここからは瞳部分の作りかたになります。

完成後は本当にこれでいけるのか?と疑問を持たれると思いますが続けていきましょう。

「01」と「02」の工程の間にツヤありのトップコートを吹きます。

プラ板に瞳デカールを貼り付ける

プラ板(白色)に今回瞳として使用する水転写デカールを切り取ります。

ハサミでも切れるように自身は0.3mm厚さのプラ板を使っています。

この際、瞳の輪郭ギリギリまでを狙うのがポイントです。

また、瞳デカールを貼り付けるときの注意点です。

左右を詰めすぎるとこの後のHアイズをプラ板に接着する際に瞳同士が干渉してしまいます。

余裕を持った位置に貼り付けるのがおすすめです。

半日〜1日乾燥させます。

瞳デカールの中心とHアイズ中心が合うように接着剤で貼り付け

透明接着剤を「01」の瞳の上に塗布し、瞳の中心にHアイズの中心がくるように貼り付けます。

Hアイズは「5」のサイズを使用します。

気泡が入ってしまった場合は上から綿棒などで押すと抜けていきます。

とりくち

力のかけ方しだいでHアイズが動いてしまうので注意!

写真だとHアイズ同士の距離が近すぎて危うく中心にならないところでした・・・

ここでも接着剤が乾燥するまで半日〜1日待ちます。

プラ板をHアイズの大きさに切る

「02」で接着剤が乾燥したらHアイズの大きさにプラ板を切り抜きます

最初は大まかに切って、徐々にHアイズ輪郭に切っていくと綺麗に仕上がります。

細かなゴミが増えますが・・・

これでHアイズ編も終了です。

作りかた 組立て編

上記で作った、フェイスパーツとHアイズを組付けます。

フェイスパーツ裏面にひっつき虫を盛る

Hアイズが動かないように周囲に「ひっつき虫」を盛ります。

結構粘着性がありますので瞳側表面につかないように注意してください。

フェイスパーツを動かしてもHアイズが動かなければ問題ありません。

Hアイズ裏面までひっつき虫を盛るとこの後の微調整が多少大変かもしれません。

自身としてはひっつき虫は0.5片程度で十分と考えています。

多すぎると頭が重くなって上手くポージングができなくなるかもしれません

Hアイズをフェイスパーツ裏面に仮置き

Hアイズをフェイスパーツに仮置きします。

ここでは左右の瞳を逆に置かないように注意です。

フェイスパーツを正面から見て微調整

微調整したものをナナメから撮った写真

仮置きしたままだと瞳が変な方向を向いているはずです。

ここからピンセットなどを使用してHアイズの位置を調整していきます。

微調整が済んだら完成です!

とりくち

どこまでこだわるかはあなた次第!

さいごに

追視効果のあるHアイズ化について作りかたをまとめていきました。

ところどころに注意するポイントはあるものの技術的に難しいポイントは少ないと思っています

Hアイズ化することでクリアレンズを通した瞳は光沢をおびた感じにもなるので気に入っています。

今後もプラモデルの製作レビューや一部改造方法などをまとめていきたいと考えています。

参考にしていただければ幸いです。

製作時の悩みや疑問・質問など自由にコメント欄に投稿してください。
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※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。

それでは、また!

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使用工具類のリンク

使用したものや工具類のリンクをまとめておきます。

足らないものがありましたら参考にしてください。

リュータービット(砲弾型)は同じものが見つからずリンクはありません。

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