プラモデル 趣味

ネオジム磁石を利用してプラモの接合部取付、取外しを簡単にしよう!

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とりくち

こんにちは、とりくちです。

プラモを作っていると後組みしたい箇所や取外しを容易にしたい箇所ってありますよね。

自身も以前製作したガトリングガン

はめあいもタイトでバラそうとすると破損するんじゃと思い躊躇しています。

後組みの容易化として考えたのがネオジム磁石による取付け構造です。

ネオジム磁石を使用した作例はいくつか見ていましたが自身としては未実施でした。

今回は姉妹品のスマートガンを購入出来ましたのでネオジム磁石を組込んでみました。

取付の簡易化を狙い作成してみたので実際の作成方法も踏まえ記事にしています。

こんなこと思っていませんか?

  • 部品同士を簡単に取外しできるようにしたい
  • 3mm軸のような本来不要な形状を付けたくない
  • ネオジム化のやり方を知りたい

もくじ

  • 結論
  • 作成方法
  • さいごに

ぜひ最後までご覧ください!

結論

保持力自体は思ったよりも強く、外れてしまうと言うことはありませんでした。

他で入手したパーツと差し替え出来る様にと多めにネオジム化させました。

しかし自分の性格を考えるとそこまではしないかな、と少し後悔です。

今回使用したネオジム磁石はφ3mmとφ2mmのもの。

凸部をφ2mmに置き換えてみましたが大正解でした。

作り方で後述しますが精度と磁力のバランス的にもこれで今後もいこうと考えています。

ネオジム磁石は数やバリエーションも多くあります。

まずは少なく、という方はハイキューパーツさんを利用しても良いかもです。

作成方法

ここからは今回のキモ

ネオジム化の作成方法、組込み方になります。

構想

まずはどの部位をネオジム化かせるかを紙等に書いて構想検討します。

その際にどちら側にどの極を向けるかもあわせて考えていきます

1つの部品に対して2箇所以上の設定を心がけます。

1箇所だけでは磁石部を中心に回転してしまいますよ!

ぶら下げるだけなら1箇所でも。あとは磁力しだい。

φ3mm磁石の埋め込み

部品の凹部は3mm穴になっているのでその箇所に磁石を埋め込みます。

緩くて抜けてしまう場合には接着剤を使用して磁石の固定をします。

1発目に組込んだ極が基準(仮にN極)となっていきます。

個人的には一気に凹部にφ3mm磁石設置するのではなく、1つずつ凸凹部分をやっていく方が極性の間違いにも気づきやすいです。

凸部部分の切断

本来「02」凹部で組付く部分をφ3mm磁石で埋めたので、凸部はニッパーやクラフトのこで切断します。

どうしても切断面は粗くなってしまうので後でやすりがけすることを前提にしてカットします。

イメージは下図になります。

切断面が粗いとネオジム磁石同士でくっついても綺麗に平面で接触せず、意図せぬ方向に向いてしまいます。

やすりがけをして綺麗にならしたら、この工程は終了です。

穴開け

「03」で切断した部分にネオジム磁石を仕込むために穴を開けます。

今回はφ2mm、高さ1mmの磁石を使用するので1mm以上の深さの穴を開けます。

自身はピンバイスで穴を空けましたが、ゴッドハンドのスピンブレードなんかも良いかもしれません。

ピンバイスで穴を開ける場合はいきなり2mmの穴を空けるのではく、1mm、1.5mmと小さい径からやっていきます。

中々中心ど真ん中に空けるのは至難の業です。

小さい径からやっていった方が修正が効きやすいです。

今回凸部を3mmではなく、2mmで穴空けを実施する理由は下記です。

ポイント(2mmの穴空け、磁石を使う理由)

凸部は元々3mmのためそこに3mmの穴を空けるのは磁石を保持する肉厚がなくなります

少しでもずれたら磁石を保持できなくなる。

上記のポイントを考慮した結果、今回凸部にはφ2mmの磁石を選択しています。

φ2mm磁石の埋め込み

「04」で空けた箇所にφ2mmのネオジム磁石を埋め込みます。

「02」で組みつけたφ3mmのネオジム磁石の極性に注意して組付けます。

分からなくならないように下の写真のようにします。

上の部品と下の部品をネオジム磁石で連結させています。

ネオジム磁石をいくつも連結させているだけですが、適当な位置で取り外します。

その向きのまま組付ければ極性を間違えることはないかと

こちらもスルスルと抜けてしまう様であれば接着剤で留めてしまいます。

これで一連の作業は終わりです。

繰り返し

あとは各部「02」〜「05」を繰り返していきます。

「01」の構想で考えた部分を全てできたら完成です。

途中で実際に取付けてみて極性の確認。

持ち上げた時に磁力不足で外れないか、の確認をします。

今回スマートガンには計14個のネオジム磁石を使いました。

さいごに

以上がネオジム磁石の組付け方法になります。

今回は既存の穴に埋め込んだ物になります。

ネオジム磁力を使用すれば何もないところに取り付けることも可能です。

次の機会ではそういったことも考えていきたいところです。

また今後も部品を加工したアレンジなどを紹介していきます。

良かったらその際も見ていってください。

それでは、また。

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