

こんにちは、とりくちです。
ひさびさの投稿は風雷模型のトランスフォーマー アーシーになります。
皆さんはこのキットとしてではなく、改造例をX等で見ることが多いのではないでしょうか?
例えばこんなのです。
初めてみた時の造形の美しさにすぐに保存したほどです。
自分も同じように改造できたらな、と思い購入。
今回の素組レビューとなります。
下に商品リンクを載せましたが価格だけ見るとやはり少し割高感・・・(2025年10月現在 並行輸入のもの)
こんな人に読んでほしい
- 海外キットの良し悪しを知りたい
- 率直な感想を知りたい
- 同じように頭部を換装させた改造がしたい
もくじ
- 感想
- よいところ
- おしいところ
- 他社との頭部互換性
- さいごに
最後には頭部の互換性についても記載しています。
ぜひ最後までご覧ください。
感想

非常にスタイリッシュでSNSなどの画像で見るよりも満足度が高いです!
胴体と脚のバランスもよく、特に腰まわりはメガミデバイス等では出ない一体感がある。
メガミデバイスは素肌部分を分割していることで個人的には少し違和感を感じています。
(人間の素肌が一連で繋がっているのでどうにも分割部分が気になる・・・)
今回のアーシーは全体がメカを前提としているので分割されたラインも素肌ほど気にならない。
腰からのお尻のラインは個人的に非常に刺さりましたね!
「背中で魅せるガン◯ールRPG」のキャッチコピーを持ったあのゲームくらい、と言えば伝わる方もいるのではないでしょうか。
(さいごに、のところで画像を載せています)
一つのパーツで成形しても良いところも分割されています。
そうすることでパネルラインとしてのリアルな表現となっている部分が随所にあります。
後にも書きますが頭部の付け替えは一部ポン付できます。
よいところ

ここからは上の感想には書いていないよかった点を挙げていきます。
ポイント
- 思ったよりも嵌合はしっかりしている
- 塗装済みパーツが全部4パーツ
- 太もも部の軸受け部は金属が打ち込んである
- 端末部のエッジは鋭い
- 説明書はカラーで何色のパーツを使うのかがわかりやすい
思ったよりも嵌合はしっかりしている
プラモあるあるのポロリの心配は自分のキットはほとんどありませんでした。
唯一と言っていいのが銃とハンドパーツとは少しゆるめ。
ただここにはこれ以上に重量がかかるわけでもないのでそこまで気になりません。
逆に全体的にキツめの傾向なので各所で遊んでいる時にネジ切れてしまわないか心配です。
このあとは一度塗装のためにバラそうと思っていますがどこまでバラせるか・・・
塗装済みパーツが全部5パーツ

塗装済みのパーツは成形色がピンクの部分に白の部分塗装がされているものが4つ。
フェイスパーツの目元部が黒く塗装されたのが1つで計5つです。
部分塗装が入っているのは大変嬉しい。
が、どうしても必要か?と言われればそうでもない。てのが自身の見解です。
手間がかかっている部分でもあるのでよいところとして挙げさせていただきました。
太もも部の軸受け部は金属が打ち込んである

自身がプラモデルを作った中では初めての打ち込み部品が入ったものでした。
パーツの中心に鉄芯みたいなものが打ち込んでありました。
よっぽど負荷がかかるのか股関節の部分のパーツになります。
補強が入っているのは大変助かる。
端末部のエッジは鋭い
日本国内は保安基準もあるせいなのか全体的にR処理されているものが多いです。
上の塗装済みパーツでも分かって頂けると嬉しいですが結構尖っています。
アーシー全体もかなりエッジが立っているのでメリハリが効いた感じです。
指先ひとつとってもスラッとした表現となっているので自身としては好感触です。
説明書はカラーで何色のパーツを使うのかがわかりやすい
色種類が多いわけではないですが、全ページフルカラー印刷されておりパーツ色と合わせてあるのでどのパーツを使うのかは分かりやすいです。
ただし、説明書ではおしいところでも一部記載しますが、少し説明が足らない部分もあります。
総じてカラーなのは評価できます。
おしいところ

次からはおしいところ。
設計思想の違いがあるのかな?て思うところです。
ポイント
- ゲートがニッパの入りにくいところに設定
- 合わせ部分に一部アンダーゲート仕様
- 説明書で分かりにくい部分あり
ゲートがニッパの入りにくいところに設定
写真を撮り忘れましたが、一部のパーツでニッパが入りにくい箇所があります。
左右対称にゲートから樹脂を流したかったのかもしれません。
デザインナイフやカッターで取ることはできますが、わざわざここにゲートを置かなくても。と思ってしまいます。
国内のものはもしかしたら、そういったところまで考えた上でゲート位置も考えているかもしれません。
合わせ部分に一部アンダーゲート仕様
最後にハメ合わせる部品同士の部分にアンダーゲートが用意されている箇所がチラホラ。
部品の端末が見える部分にゲートが出てきてしまい、それを隠すためのアンダーゲートだと思っています。
なのに部品同士をハメ合わせる面にアンダーゲートがあり、かなり綺麗に取らないと合わせ面が浮きます。
ここに関してはどうしてそうなったのか理解に苦しみます。
仮組みして、このあとバラそうにも部品同士のハメ合いはタイトなのでどうしても力が入ってしまいます。
破損しないかちょっと怪しいところです。
説明書で分かりにくい部分あり

どこに取り付けるのか不親切な箇所がいくつかあります。
例えば上の画像
胴体とバックパックの組付けですが、接続部が見えていないためどこだか分かりません。
組付く場所は1箇所しかないので分かるだろ?感が個人的にはありました。
ある程度の大人向けだからかな?とも思いましたが参考までに記載させていただきました。
他社との頭部互換性

結論からさきに!
創彩少女庭園であればポン付けが可能でした。
上の画像は創彩少女庭園の薬師寺久遠(篝火真里亞衣装)の頭部に付け替えたもの。
久遠あたまxアーシーからだ 少しタイトなのかしっかりハマったかアヤしい。
アーシーあたまx久遠からだ パチっとしっかりハマりました。
アーシーの方が久遠に比べ首周りの可動部が多いため、上手くハメられていないのが原因かと。
コトブキヤさんのこちらに首の球体部サイズが記載されていました。
5mm「創彩少女庭園」、「フレームアームズガール」
6mm「メガミデバイス」
4mm「30MS」←こちらは別サイト
個人的にはメガミデバイスの方がフェイスパーツのバリエーションも多いのでどうにかこちらをつけたいところ。
少し考えてみようと思います。
さいごに

以上が風雷模型「トランスフォーマー アーシー」の素組みレビューと頭部の互換性についての記事になります。
失礼ながら頭部を付け替えただけで一気に自分好みの美プラになりました。
どこかのサイト様で読ませて頂いた文言に
「素肌露出による女性らしさではなく、曲線美による女性らしさを表現」
とあり、まさにその通りだな。といった出来栄えです。
このあとは、塗装をするために少しバラしていこうと考えています。
ただ、上でも書いたように材質はABS、かつハメ合いが非常にきついこともあり破損が怖いです・・・
色合いについては検討中ですが、白部は黒鉄色にスジボリ部分はゴールド。
ピンク部分はそのまま、てのはどうかと思案中。
また、改造し終えたら記事化していけたらと考えています。
読んでいただいた方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また!