プラモデル 趣味

【まとめレビュー】プラモデルの材質と塗料、その組み合わせについてのまとめ

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とりくち

こんにちは、とりくちです。

突然ですがみなさん、プラモの塗装してますか?

自分はあまり出来ていません笑

天気を見極めたり、家族を折り合いとつけたりと組立よりも中々ハードルが高いです。

そして、いざ塗装をしようと考えた時に下地塗料と上塗り塗料の関係どうだった?

と振り返ることも多々あります。

なので今回はあとでも述べますが読者目線ではありません。

あくまでも、自分のため。というのが大きいです。

既存情報を自分好みに寄せ集めた感じになります。

ただし、こんなことを知りたい方には多少なりとも知りたい情報は入っていると思っています。

こんな方に考えてる人向け

  • プラモデルの材質の種類と塗装時の特徴を知りたい
  • 塗料の種類と特性を知りたい
  • 材質と塗料との相性を知りたい

もくじ

  • はじめに
  • 今回この題材で記事を書いた理由
  • プラモデルの材質とその特徴
  • 塗料の種類とその特徴
  • 材質と塗料の関係
  • さいごに

3Dプリンタ品でよく使われている「レジン」についても触れています。

よろしければ参考にしてください。

はじめに

当ブログの記事は自身の感想や記録を目的とするものです。

ブログ記事の内容に基づいて行われた対応、及びその結果について何ら保証できません。

当ブログの内容に基づいて被った如何なる損害についても一切の責任を負いかねます。

また、ブログ記事に掲載した内容の真贋に関しても一切の保証はできません。

今回この題材で記事を書いた理由

当ブログの他の記事も読んでいただいている方はご存知かもしれませんが素組みレビューが多くなっています。

今後は少しでも塗装をするタイミングを多くしたいと考えています。

そのため自身としてはどのタイプの塗料が下地に適しているのか、上塗りに適しているのか

頭に入っていないこともあり、何度も同じようなキーワードで調べています

それだったら自分が欲しい情報を一度まとめて記事にしておけばいいじゃないか。

そんな思いもあり今回の記事を作成しようと思った理由になります。

プラモデルの材質とその特徴

プラモデルに使われている材質と特徴についてここではまとめています。


自身がよく購入する3Dプリンタ品も含めてまとめていきます。

  • PS樹脂
  • ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
  • PE樹脂(ポリエチレン)
  • POM樹脂
  • レジン

くらいかと

PS樹脂

PSはポリスチレンの略

個人的にはプラモデルで基本材質となっている認識です。

一番馴染み深いものです。

長所として

  • 加工しやすい
  • 透明性があるものもある

短所として

  • 耐油性が低い
  • 耐候性が低い

成形性が良く 比較的安価で、射出成形などでの加工がしやすく、大量生産に向いている

とも出てくるのでそういった意味でもプラモデルの材料として採用されているのかもしれません。

ABS樹脂

ABS樹脂はアクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの略。

正式名称でも呼ぶことは中々なさそうなのですが・・・

長所として

  • 硬くて丈夫で割れにくい
  • 表面に光沢があり、見た目が綺麗

短所として

  • 耐光性が低く、紫外線に長時間当たると劣化する
  • 溶剤に弱く浸透するとひび割れ等を起こす

書いていて確かにPS樹脂比べると硬い印象でしたしその通りでしたね。

個人的には耐光性が低い、というのは初めて知りましたね。

PE樹脂

PE樹脂はポリエチレンの略

昔は関節部といえばポリキャップですが最近はABS樹脂も増えてきている印象です。

長所として

  • 弾力性があり、関節パーツなどの動く部分に。
  • 水や薬品に強い

短所として

  • 塗料、接着が難しい
  • 耐光性が低い

最近あまりプラモデルで見かけることが少なくなった印象です。

POM樹脂

POM樹脂はポリアセタール樹脂の略。
エンジニアプラスチックでもあります。

長所として

  • 高い強度と剛性で非常に丈夫
  • 摩擦係数が低く、滑りが良いので可動部に適する
  • 摩耗しにくく耐久性がある

短所として

  • 接着性が低い
  • 紫外線に弱い
  • 透明な部品を作ることができない

が特徴です。

POMはミニ四駆でよく見る材質だな。てのが個人的な感想です。

(どこかでミニ四駆記事も書きたいところ)

レジン

調べてみていると「レジン」というよりもそれによる工法が変わるので特徴が変わってきてますね。

その中でも材質的なところで記載していくと

長所として

  • 高い造形精度
  • 多彩な材料

短所は

  • 衝撃に弱く、硬くてもろい
  • レジンを溶かす接着剤がないので、瞬間接着剤やエポキシ接着剤を使用する必要あり

BOOTHなどで購入したものは造形精度が高いのは小規模だからこその保安基準がないことだけではなかったようですね。

(3Dプリンタの精度にも影響しそうですが)

BOOTHの説明についてはこちらを。

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塗料の種類とその特徴

ここからは塗料の話し

大きく4種類

  • ラッカー系
  • 水性、アクリル系
  • エナメル系
  • アルコール系


に分かれるかと。

これについても長所と短所

それと下地と上塗りについてまとめていきます。

ラッカー塗料(溶剤系アクリル樹脂塗料)


塗料の王道的立ち位置と勝手に認識。

代表的なものとしてクレオス「Mr.カラー」、ガイアノーツの塗料、タミヤの「ラッカー塗料」など。

近年は水性塗料の性能も上がってきているのでどちらを選ぶのかは好みになりそう。

サーフェイサーもラッカー系に分類されるようですね。

(この記事書いてる時に水性サーフェイサーがあることも初めて知りました)

長所として

  • 発色が良い
  • 塗膜が丈夫
  • 乾燥がはやい

短所として

  • 有機溶剤なので臭いが強い
  • 内容物も揮発しやすい
  • 筆塗り等だと塗りやすい濃度に保つのが大変

などが挙げられます。

個人的には作業環境が限定されているので中々使いにく。てのは正直なところです。

水性塗料(水性アクリル樹脂塗料)

水溶性の溶剤が使われている塗料で水で洗ったり薄めたりできます。

代表的なのはクレオスの「水性ホビーカラー」やタミヤの「アクリル塗料」など。

長所として

  • 水で洗浄や希釈ができるので安全
  • 臭いが少ない
  • 下地がラッカー系、エナメル系であれば上から塗っても下地を侵すことがない(?)
  • 完全乾燥で耐水性が出る

短所として

  • 乾燥がラッカー系よりも遅い
  • 塗膜が比較的弱い(ラッカー系ほど強くない)

一部、あれ?と思ったところは(?)としておきました。

要詳細調査です。

似たようなもので水がベースのアクリジョン(エマルジョン塗料)があります。

今回はあくまでも水性アクリル樹脂塗料のお話しです。

エナメル系

個人的にはスミ入れなどによく使われている印象

下地には向かない、程度にしか知識がなかったですが今回少し調べてみました。

長所として

  • ゆっくりと乾燥するので筆ムラが出にくい
  • 修正や拭き取りが容易
  • 隠蔽力が高い

短所として

  • 乾燥時間が長い
  • プラに浸透させすぎるとプラスチックを脆くする可能性あり
  • 溶剤の匂いが強い
  • 油分が原因で経年で変色を起こす可能性あり

スミ入れでもエナメル塗料は乾く前に拭き取りが良い。て話しも聞きます。

あまり乾燥時間をかけすぎても拭き取りができなくなるので注意が必要ですね。

アルコール系

ガンダムマーカーがそれに当たります。

自身としては使用頻度も高いのである程度知ってるつもり

改めて掘り下げてみます。

長所として

  • アルコールが揮発しやすいので乾燥が早い
  • アルコール系溶剤に弱いので修正しやすい
  • 匂いが少ない

短所として

  • 他の塗料に弱い
  • 乾燥が早いので広い面積には不向き
  • ABS樹脂を侵し脆くする可能性がある

自身でも身をもって経験している内容が多い印象です。

使用するにしてもあまり大きな範囲には向かないのかもしれません。

アルコール系塗料もABS樹脂を侵食するのは初めて知りましたね。

塗り方次第とは思いますがアルコール系のガンダムマーカーは重ね塗りで下地のアルコール系塗料を削ってしまいます。

こちらは以前、こちらで記事にしているので読んでいない方はこちらは見てみてください。

材質と塗料の関係

材質と塗料の相性は以下の通り

ここでいう塗料は下地塗料に相当します

生成AIを使用して表にしてもらいました。

表の見方

  • ◯:相性良い 問題なく塗装できる
  • △:注意ひつよう 溶剤によっては浸透して破損の恐れあり
  • ×:相性悪い 定着しにくくすぐに剥がれる

ある程度はイメージ通りでした。

それに◯△×の3段階表示にしましたしこんなものかと。

水性ホビーカラーがここまで万能なのかは要確認です。

特に怪しいところは「?」を付けましたので参考までに。

材質と塗料の関係

次が下地塗料と上塗り塗料の相性です。

こちらも生成AIでマトリクス化してもらいました。

この結果にも一部「?」となる懐疑的な箇所があります。

その箇所には「?」を入れています。

あまり挑戦していない、エナメル系・アルコール系を下地にした時の結果に?が多いです。

追加で調べてみましたら、エナメル系の重ね塗りする場合は1週間ほど乾燥させ様子を見た方が良さそうです。

気温や湿度の関係でかなり変動すると思いますのであくまでも参考に。

さいごに

以上がプラモデルの材質と塗料、その組み合わせについてのまとめになります。

自身としても初めてしれたこと、復習できたこと、「?」と疑問になったことありましたが勉強になりました。

調べていく上で水性のサーフェイサー、筆塗りでのサーフェイサーについて知ることができたのでよかったかな、と。

別の機会で挑戦したいと思います。

今後も自分用のまとめ兼ねて記事にしていこうと考えています。

良かったら参考にしてください。

それでは、また!

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