こんにちは、とりくちです。
今回は簡単にディテールアップが出来る水転写デカールについて。
「CAUTION」や「DANGER」、「型式」などがパーツに書いてあるとグッとそれっぽくなりますよね!
今回は改めて水転写デカールの貼り方、ポイントを書いていこうと思います。
作例としてはこちらになります。
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こんな方に読んでほしい
- 水転写デカールを使ったことがない
- 水転写デカールを貼ったが剥がれてしまった
- 自分のプラモをより一層かっこよくしたい
もくじ
- 水転写デカールとは
- 水転写デカールの貼り方
- さいごに
また各ポイントであったら便利なアイテムもあわせて書いているのでぜひ最後までご覧ください。
水転写デカールとは
一部ガンプラキットにも付属されていたり、水転写デカール単品で売っています。
いわゆる、シールと違うところは貼り付けたいデカールを切り出して水に浸ける必要があるところ。
水転写デカールのメリットデメリットは個人的に以下の感じ。
メリット
- 非常に薄いのでトップコートをすれば、デカールと貼付け面との段差がほとんどない。
- 貼り付け面に水分が残っていれば納得いくまで微調整可能。
- 高精細に文字などが印字されているので表現の幅が広がる。
- マークソフターなど軟化剤を使えば曲面にも綺麗に貼れる。
デメリット
- トップコートを吹かないと数ヶ月で剥がれる可能性あり。
- 水分を抜くときに容易に動いてしまい微調整に時間がかかる。
- ちょっとしたきっかけで簡単に破れる。
こんな感じで自身は捉えています。
より詳しい内容を知りたい方はこちらのハイキューパーツさんの内容を読んでいただければと思います。
水転写デカールの貼り方
ここからは実際の工程です。
他のサイト様でもたくさん説明していますが基本的な工程はあまり変わらないと思っています。
あった方が良いアイテムは以下の感じ。
- カッター or ハサミ
- ピンセット
- 綿棒
- マークセッター
- マークソフター
- トップコート(光沢orつや消し)
切出し
貼りつけるデカールをハサミやカッターで切出します。
あまり小さく切出しし過ぎると後が大変です。
次の工程を考えピンセットや手で持てるくらいに余白があるとGOOD!
水に浸す
切出したデカールを水に浸します。
自身としては調色皿に水を入れてやっています。
大きなデカールですと入りきらない時があるのでそんな時はキッチンにある小皿を使ったりしています。
水漬けの時間は説明書にも書いてある30秒ほど。台紙の上でスルスル動くような感じになっていればOKです。
ただし購入から時間が経っていると台紙の上に浮く感じになるまで時間がかかるので注意です。(自身は5分ほど待つこともしばしば)
水分抜き
漬けていたデカールをティッシュなどの上に一度置いて余計な水分を抜きます。
必須の項目ではないですが、これをやっておくと貼付け面に変に水分が乗らないです。
不意に位置決めしたデカールが動くなんて事を防ぎます。
マークセッター塗布
デカール貼付け面に1、2滴垂らしておきます。
マークセッター、マークソフター共に1本買えば数年使えます。
剥がれてしまったり残念な思いもせずに済むので購入をお勧めします。
自分の場合はコーションラベル等の小さなものは1滴。
文字等印字された細長いものは間隔を空けて2〜3滴と数滴垂らしています。
曲面に大きなデカールを貼る際には追加でマークソフターも1滴ほど追加します。
ただしマークソフターはデカールがかなり柔らかくなり破れる事が多々あるので最小限に留めています。
貼付け
デカールを台紙の上から滑らせるように動かします。
「04」でマークセッターを塗布したあたりに、まずは大体の位置で良いので置きます。
自分の場合はデカール台紙の余白をピンセットを左手に持ち、綿棒を右手に持って作業しています。
耳かき用の綿棒でも良いですがモデラー用の綿棒の方が割高ですがおすすめです。
圧倒的に綿の毛羽立ちが違います。
毛羽立ちを後で取り除くのも一苦労です。
気づかずトップコートかけると毛羽立ちも封入する事になりますよ…
位置調整
大体の位置に置いた後は綿棒で位置を微調整します。
納得いく位置になったら周囲の水分を綿棒で取り除きます。
その際にズレる事も多いので注意です。
動かしたいと思ったら綿棒で吸わせた水をデカールに付けるように濡らします。
多少は動くと思いますがデカールが破れる事も考慮すると少し水分を与えてから動かそうする方が良いです。
トップコート
位置が決まり、水分を取ったら最低1日は自分は乾燥させます。
その後、トップコートをかけたら完成です。
さいごに
以上が水転写デカールの貼り方になります。
いざ、説明用に文章化させたら思ったよりも長くなってしまいました。
水転写デカールを貼るだけ、と言えばそれまでですがそこにも一定のノウハウがあるのを再認識。
このページの表示回数が増えていくようであれば似たようなノウハウ系を少しずつでも記事化できたらと思います。
他にもプラモの素組みレビューなども記事にしているのでぜひご覧ください。
それでは、また!