こんにちは、とりくちです。
今回は自身の生業としている技術者派遣という働き方について紹介していこうと思います。
この業界に勤めて約15年のとりくち。それなりに見えてきたものもあるのでご紹介し読んだ方の参考になればと思います。
以下の方に向けて書いてます
就活生、転職活動中で雇用型技術者派遣に興味のある方
こんな悩みを解決します
- 技術者派遣てどんな仕事?
- どんな人が向いている?
- 実際の待遇ってどうなの?
- この仕事のよいところ、わるいところって?
- 就活生、転職者からよく聞かれること
雇用型派遣とは
まずはじめに雇用型派遣とは、というところからお話ししていきます。
「雇用」と「派遣」一見すると相反する表現にも捉えている方もいらっしゃいますね。
厳密には違うのでまとめました。
雇用型派遣とは、無期雇用型派遣とも言われ派遣先企業での就業期間が終了しても派遣会社と雇用関係は継続されます。
以前では、特定労働者派遣とも呼ばれていました。
雇用型派遣に対して、登録型派遣があります。
登録型派遣とは、あらかじめ派遣会社に「登録」して就業する派遣先が決まったら派遣会社と期間を定めて雇用契約を結びます。
以前では、一般労働者派遣とも呼ばれていました。
この2つが入り乱れて話しがごちゃごちゃになってしまっている方が多いです。
就活生が親御さんにも説明する際にも「派遣」というところだけが伝わり、雇用されていないと勘違いされて説明するのに苦労するという話もよく聞きます。
また、雇用型派遣にも様々なサービスがあるため自身が身を置いている技術者というところにフォーカスを当てています。
技術者派遣ではメーカーさんの設計部署や生産技術部署に配属され、正社員の方と一緒にプロジェクトを進めていきます。
この働き方の合う人
技術者派遣という働きかたに合う人をまとめてみました。
技術者派遣に関わらず「派遣」という働き方全般に言えることになってしまいました。
求められるポイントとそう考える理由を下に書かせていただきました。
ポイント
- 自分のやりたいことが見つかっていない人
- いろんなことを受け入れられることができる人
- 社交性のある人
自分のやりたいことが見つかっていない人
自分のやりたいことが明確に決まっていない人に派遣という働き方は一つの道筋になります。
何十年も同じ部署にいる事例は少ないからです。
異動する場合も配属先の会社から変わることが多く、その際は業務内容は大きく変化します。
なので仕事をしていくなかで、自身のやりたいことの方向性や分野を見定めるというのも出来ると考えています。
自身も就活生当時、漠然と設計関係の仕事に就いて3次元CADで色々モデルを造ってみたい。程度でしか考えておりませんでした。
今でも本当にやりたいことが見つけられずにいます。
ですが、いろんな製品の設計に携わることができているのはこの仕事の醍醐味の一つです。
いろんなことを受け入れることができる人
配属された会社と次に行く予定の会社では、ルールや考え方が違うのはよくあることです。
以前のところではNGだった事が今回のところではOKだったりと極端な話しもよくあります。
郷にいれば郷に従え、ではありませんがルールや考え方を新しい配属先にいく毎に一新させることは大事です。
「前の部署では〜」て言いたくなるのをグッとこらえています。
なので自分のポリシーだったり凝り固まった思考のままでいると立ち回りもしにくく、評価としても上がりにくいです。
ひとまず「ここはそういう所」と受け入れることが出来る人が素直さにも周りからは捉えられます。
社交性のある人
サラリーマンであればどこでも一定の社交性は重要視されます。
会社内の異動ですと関係してた他部署の方や同期の繋がりは多少なりとも残ります。
ですが派遣ですと異動して別会社に配属異動のたび、ほぼ全ての人が初対面の状況になります。
ここの耐性が強い、いわゆる社交性高さも非常に重要になってきます。
自分はイケると思っていましたが、いざ新しい配属先になると中々に心労にきます。
以上が技術者派遣という働きかたに合う人、ということでまとめてみました。
派遣という働き方が技術者に限らず全般に言えることだったりもします。
このあたりを知ってから入社すると現実とイメージとのギャップは小さくなりますね。
技術者派遣のよいところ、わるいところ
この技術者派遣で仕事をしていて「よいところ」「わるいところ」をまとめてみました。
長所と短所は表裏一体です。
見方を変えれば、なんとでもなってしまいますが自身は以下のように捉えています。
よいところ
- ずっと技術者でいられる
- 様々なことにチャレンジできる
- 色々な人と出会える
- 人間関係をリセットしやすい
- 正社員の方が受ける人材教育的なものは
- (業務内容によるが)長期休暇の出勤は少ない
- やっていく内に好きを見つけられるかも
- ある種、割り切って仕事ができる
よいところの詳細については下記の記事にしてます。
あわせて読みたい
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【仕事レビュー】技術者派遣のよいところ8つについて思いを書いてみた
2023/5/6
今回は技術者派遣のよいところについて詳細を伝えていこうと考えています。 同じ職種で約15年、分かってきたことをお伝えできたらと思っています。 そもそも技術者派遣てなに?って方はこちらも読んでみてくださ ...
わるいところ
- 帰属意識のうすれ
- 必ずしもやりたい仕事とは限らない
- アタリ、ハズレはある
- 自社よりも配属先の方と仲良くなる
- 続けたくても終わる時がくる
- ヒマではない
- 昇給のタイミングは配属先マターの場合あり
- 自身の経歴成果を積み上げにくい
あわせて読みたい
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【仕事レビュー】技術者派遣のわるいところ8つについて思いを書いてみた
今回は技術者派遣のわるいところについて詳細を伝えていこうと考えています。 同じ職種で約15年、分かってきたことをお伝えできたらと思っています。 そもそも技術者派遣てなに?って方はこちらも読んでみてくだ ...
ざっとこんなことが挙げられます。
その理由としている内容は「あわせて読みたい」で別記事にしています。
よく聞かれる質問
つづいては就活生、転職活動中の方とお話しする場でよく聞かれることをまとめました。
こんな質問が多いです
- 短い期間で転々と職場が変わることはありますか?
- 他県への異動が多いのでは、と不安
- 配属期間が終わってしまったらその後はどうなるんですか?
- 残業は多くないですか?
- 派遣元会社の集まりはありますか?
- どれくらいの年収もらえますか?
最後の質問「年収等についても聞いてもよいか?」は聞きたい方は事前に確認した方が良いです。
こちらについても別記事として今後作成していきます。
最後に
技術者派遣という仕事についてまとめてきました。
- 雇用型と登録型の違い
- この働き方に向いている方
- よいところ、わるいところ
- よくある質問
本内容のキモと考えている「よいところ、わるいところ」「よくある質問」記事ができていない為、この瞬間では概略記事なっています。
少しでも早くアップデートをかけていきたいので少々お待ちいただければと思います。
技術者派遣ということより、派遣全般に言えることが多くなってしまいました。
仕事を選ぶ際には人には得手不得手がありますので、自身の性格を考えながら決めるのが良いです。
この記事を書いた背景は、少しでも実態を知っていただきたいというのはあります。
現実とイメージとの差が入社後に分かり、退職するのは本人・企業双方にとって勿体無いことです。
これから仕事に就く方にとって、少しでも参考になればと思います。
それでは、また!!